松崎茂利
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ワードプレスに楽天のアフィリエイトリンクを貼ったときに「なんか見栄えが悪いなぁ」って感じたことはありませんか?
まわりに薄い灰色の線が入ってしまったり、スマホで閲覧したときに商品リンクが右にはみ出してしまったり、けっこうやりづらいんですよね。
また、量販品を買いたい人って楽天で買いたい人もいればアマゾンやヤフーショッピングで買いたい人もいて、楽天のリンクしか用意していないと自分で検索して買いに行っちゃったりするので、アフィリエイト報酬の取りこぼしにもつながります。
この記事ではこのあたりの問題をすべて解決するためのプラグイン「Rinker(リンカー」について解説したいと思います。

目次
1.ワードプレスブログでRinker(リンカー)をおすすめする理由

では、具体的な使い方に入る前に「Rinker(リンカー)の何がすごいのか?」についてお話しておきましょう。
Rinkerはやよいさん(@oyayoi19)が開発されたプラグインで、ワードプレスでブログを運営している人にとって無駄な時間を大幅に短縮してくれる神のようなツールです。
Rinkerは現時点でAMPに対応していないとのこと。また対応時期も未定とのことなので、ワードプレスをAMP対応させている方はこのプラグインがAMP対応になるまで待ったほうがよさそうです。
1-1.レスポンシブデザインに対応した商品リンク
1つめは「レスポンシブデザイン」です。残念ながら楽天アフィリエイトはそのまま商品リンクを貼り付けてもレスポンシブデザインにならないんですよ。
パソコン、スマホ、タブレットなどの閲覧するデバイスに応じて、画面サイズに合わせて表示が変わるデザインのこと。
実際にスマホで閲覧した際の画面を見ていただくとこんな感じになります。

商品リンクが右にはみ出してしまうと、スマホの画面で右にもスクロールできるようになってしまうので、閲覧する側からするとちょっと見づらくなっちゃうんですよね。これは見づらいだけではなく、Googleの評価を下げることにもつながるのでおすすめできません。
あと、灰色の薄い線もやっぱり不自然です。
- 商品リンクが右側にはみ出してしまうことがある
- 薄い灰色の線が入ってしまって見栄えが悪い
- 楽天からしか購入できない
そこでリンカーを使って商品リンクを入れるとこうなります。
【パソコンで閲覧した場合】

【スマホで閲覧した場合】

どうですか?閲覧するデバイスによって自動調整されていて、とっても見やすいと思いませんか?
1-2.楽天、アマゾン、ヤフーショッピングの3つの購入ボタンを設置できる
しかもアマゾンやヤフーショッピングのボタンも並んでいるので取りこぼしがない!というのも大きな強みです。
量販品を購入する人ってみんな自分がふだん使っているショッピングサイトを使いたいんですよね。ポイントも使えるし、手順も慣れているし。
なので、楽天の購入ボタンしかないというのはかなりの機会損失なんですよ。せめてアマゾンとヤフーショッピングも押さえておきたい!だからといって、それぞれの商品リンクを羅列してしまったらもうアフィリエイトで稼ぎたい精神が前面にでまくってしまって、読者さんはまちがいなく引いてしまいます。
でも、上記の画像をご覧いただいてわかるように、ボタンをそれぞれ並べておけば全然不自然じゃないし、むしろ興味がある人にとっては親切に感じるわけです。これはもう使わない手はないですね!
1-3.以前に紹介した商品をすぐに呼び出すことができる
もう1つ、リンカーを使うことの大きなメリットが、「以前にブログ内で紹介した商品が一覧で表示されるので、すぐに呼び出すことができる」ということ。
過去の記事で紹介した商品と同じものをまた紹介したいときに、あらためて楽天アフィリエイトのページを出して、リンクをコピーして・・・ってやっているとけっこう手間なんですよね。
Rinkerを使うと過去に紹介した商品が全部登録されているので、ボタン一つで商品リンクを入れられるようになるんですよ。めちゃくちゃ便利ですよね!
この機能はすごく便利です。後ほど手順を解説しますね。
以上の3点がRinkerをおすすめする理由です。これだけの機能がそろったプラグインが無料で提供されているんですからやっぱりワードプレスってすごい!
2.Rinker(リンカー)の使い方をわかりやすく解説します
2-1.Rinker(リンカー)をダウンロードしてインストールしよう
ではまずは、Rinkerのインストールからやってみましょう。ワードプレスのプラグインの画面で「Rinker」を検索しても表示されませんでしたので、このプラグインは公式サイトのほうからダウンロードすることになります。
上記のページを開くと次の画面が表示されますので、「無料ダウンロード」のボタンをクリックします。

「名前をつけて保存」の画面が表示されたら、デスクトップなどわかりやすいところに保存しておきましょう。保存する場所はご自身で把握しておけばどこでも問題ありません。
保存が完了すると「yyi-rinker-1.4.5.zip」という圧縮ファイルが表示されます。

では、このファイルをワードプレスにアップロードしていきます。
ワードプレスの管理画面左のメニューから「プラグイン」⇒「新規追加」をクリックします。

「プラグインのアップロード」をクリックします。

「ファイルを選択」をクリックします。

ファイルを開く画面が表示されたら、先ほどダウンロードしておいた「yyi-rinker-1.4.5.zip」を選択して開きましょう。
画面上に「yyi-rinker-1.4.5.zip」というファイル名が正しく表示されたことを確認してから「今すぐインストール」をクリックします。

「プラグインを有効化」をクリックします。

ここまでの手順でRinkerのダウンロードとインストールが完了しました。うまくできましたか?
2-2.Rinker(リンカー)の設定をしよう
さて、次はRinkerの設定をしていきます。ここがちょっとややこしくなりますが、わかりやすく解説していきますので、手順に沿ってゆっくりやってみてください。
ここでは楽天アフィリエイト、アマゾンアソシエイトには登録が完了しているものとしてお話していきます。
まだ登録していない方はこちらから登録を済ませておいてください。
そしてもう1つ、Rinkerではヤフーショッピングのリンクも設置することになるので、ヤフーショッピングのアフィリエイト登録をしたいのですが、ヤフーショッピングのアフィリエイトは「バリューコマース」というASPに登録する必要があります。
これもまだ登録していない方はこちらから登録をして、ヤフーショッピングと提携しておいてください。
バリューコマースの登録、ヤフーショッピングの提携あたりの手順はそんなにむずかしくないのでここでは省きますが、別記事でおいおい解説していきます。
ここまでで楽天アフィリエイト、アマゾンアソシエイト、ヤフーショッピングをそれぞれアフィリエイトできるようになりました。
次はRinkerの設定画面でそれぞれのIDを登録していき、Rinkerの商品リンクが自分のアフィリエイトリンクになるように設定していきたいと思います。
まずは、ブログ管理画面から「設定」⇒「Rinker設定」を開いてください。

すると、アマゾンや楽天、バリューコマースのID等を入力する画面が表示されますので、それぞれの情報を取得して入力していきます。
2-2-1.アマゾンアソシエイトの設定をしよう
「ツール」⇒「Product Advertising API」をクリックします。

「認証情報を追加する」ボタンをクリックします。

「アクセスキー」と「シークレットキー」が表示されますので、この2つをコピーしておきましょう。

Rinkerの設定画面に戻って「アクセスキーID」と「シークレットキー」を入力します。ここでいったん「変更を保存」をクリックして保存しておきましょう。

2-2-2.楽天アフィリエイトの設定をしよう
下記のリンクから楽天アフィリエイトのIDを確認することができます。
下記のようにアフィリエイトIDが表示されますので、これをコピーします。

Rinkerの設定画面に戻ってアフィリエイトIDを貼り付けます。そして「変更を保存」を押しておきましょう。

2-2-3.ヤフーショッピング(バリューコマース)の設定をしよう
バリューコマースにログインをし、「広告管理/ツール」⇒「LinkSwitch」⇒「LinkSwich設定」をクリックします。

「LinkSwitchを利用開始する」をクリックします。

コードが表示されますので、選択してコピーしましょう。

Rinkerの設定画面に戻して、さきほどのコードを貼り付けます。ここで「変更を保存」を押しておきましょう。

これでアマゾン、楽天、ヤフーショッピングのそれぞれのアフィリエイトIDを登録することができました。
2-3.Rinker(リンカー)を使ってみよう
では、実際にRinkerを使って商品リンクを記事内に入れてみましょう。もうここまでできてしまえばあとは超簡単です。
記事の作成画面を開くと「メディアを追加」のとなりに「商品リンク追加」というボタンがあらたに増えていることがわかります。まずはこのボタンをクリックします。

すると、「商品リンク追加」の画面が表示されますので、ここでは「楽天市場から商品検索」をクリックして検索したい商品名を入力し、「検索」ボタンをクリックします。試しに「Bluetoothキーボード」と入力して検索してみました。

むずかしくてよくわからないという人は、とりあえず「楽天市場から商品検索」を使っておいていただければ問題ありません。
楽天に出品されている商品がたくさんヒットしますので、この中から紹介したい商品を選んで「商品リンクを追加」ボタンをクリックします。

記事編集画面には次のようなコードだけが表示されますが、これでうまくいっています。プレビュー画面で商品リンクが入っているかどうか確認してみましょう。

プレビューでは次の画像のように表示されているはずです。アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピングそれぞれのリンクが入っていて、デザインもすてきですよね。

↓ちなみにこちらは実際のRinkerの商品リンクです。
パソコン、スマホ、タブレットで商品リンクのデザインが自動的に変わる様子を確認してみてください。これがレスポンシブデザインというやつですね。
これならスマホで閲覧したときに右にはみ出すこともないし、見栄えのいい商品リンクになりますのでクリック率も高まることが期待できます。
ちょっと長くなりましたが、Rinkerがとっても便利なプラグインだということはおわかりいただけたと思います。ワードプレスでブログを運営している人はぜひ一度お試しいただいて、この便利さを体験してみてください。