松崎茂利
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現在も自分自身がブロガーとして活動しながら、講演やコンサルを行っている。
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私はブログ記事を書く際は常に締め切り効果を活用して書くようにしています。使うのと使わないのとでは集中力が何倍も違うように感じるのでこれは本当におすすめの方法です。
もちろん合う合わないはあるとおもいますので、この記事に書かれている私のやり方を参考にしていただいて、自分なりな方法を模索してみてはいかがでしょうか?

目次
1.締め切り効果とは?ブログ記事作成に活かそう

まずは締め切り効果について簡単に解説しておきますね。名前からなんとなく想像はつくと思いますが、締め切り効果とは締め切りが近づくとやる気と集中力が高まるというものです。
よく例えられる例としては小学校の夏休みの宿題です。私も本当にギリギリまでやらなかったほうなので、最終日にたんまりたまった宿題をわんわん泣きながらやった苦い記憶があります。まぁこれも締め切り効果を活用していることになるのでしょうね。ものすごい集中力でやっていましたから。
ようするに、この効果をうまくポジティブにブログ記事作成にも活かそうというわけなのです。
ちなみに私自身は下のツイートのようにタイマーをセットしてから記事を書き始めるようにしています。
記事を書くときはいつもこんな感じでタイマーを15分でセットして「15分間だけ集中して書こう」と決めて取り組んでます。
「締め切り効果」ってやつですね。時間が迫ってくると集中できるんですよねー
15分たったら深呼吸したりスクワットをして気分転換をして、また15分取り組むという繰り返しです。 pic.twitter.com/sh1tMO94RL
— まつざき@ブログ集客のプロ (@s_matuzaki) January 30, 2020
ということで、締め切り効果の活用方法についてもう少しくわしくお話ししていきますね。
2.締め切り効果を最大限に活用するコツ
2-1.15分単位で区切って作業すると集中力を維持できる
さきほどのツイートでもお話ししているとおり、私の場合は15分単位で区切ってタイマーをセットするようにしています。
集中力がどれだけ持続するのかという話に関してはいろんな研究結果があるようなので自分自身で試してみるのが一番だと思いますが、東京大学の池谷裕二教授による実験結果では、60分ぶっ続けで学習したグループよりも15分単位で区切って学習したグループのほうが高い集中力を維持できたそうなのです。
池谷教授の言葉を引用しておきます。
「『60分学習』グループは時間の経過とともにガンマ帯域のパワーが低下しており、特に40分を境に急激な降下が観察されました。この事実は集中力が40分ほどしか持続しないことを表しているのかもしれません。一方で、『15分×3(計45分)学習』グループでは各ブロックで初期のガンマ波パワーの低下は観察されましたが、休憩によりパワーが回復し、学習時間全体として一定以上のレベルを維持していました」
私も実際にいろいろ試してみて15分が自分に合ってるなと実感したので15分で続けていますが、個人差があるものですし、20分にしたり30分にしたり自分に合う時間を探してみることをおすすめします。
2-2.15分で必ず切り上げて焦らし効果を活用する
区切る時間は15分でも30分でもいいと思いますが、一度時間を決めたらその時間で作業を必ず切り上げるようにすると「焦らし効果」も活用することができます。
15分くらいやってると作業がはかどってきて「このまま続けたいなぁ」と感じることが多いんですよ。でもそこであえて休む。すると休憩中も「はやく作業の続きがしたいなぁ」とうずうずしてくるんです。これが「焦らし効果」です。
私の場合は自分を焦らすことでよりモチベーションと集中力が高まることが実感できました。焦らされた分、この15分集中して進めるぞ!って気持ちになるんですよ。だからはかどっているときでもあえて休憩をはさむことをおすすめします。
必ず15分で切り上げると決めておくと、せっかく乗ってきたからがんばっちゃいたいという気持ちになって締め切り効果が最大限に発揮できるように感じます。
2-3.作業をあらかじめ細分化しておく
実は締め切り効果には一つ弱点があります。それは「締め切りを作ることによって自分の持ち時間がより短く認識されてしまい、逆に生産性が落ちる」という研究結果もあるんです。
持ち時間が少ないと認識することで諦めが出てしまうのでしょうね。「持ち時間が少ないのにこんなにやらなきゃいけないのかーと思ってしまうとちょっと手を抜いてもいいか」ってなってしまうそうなのです。
これを防ぐための方法としておすすめされているのが「作業をあらかじめ細分化しておく」ということ。たとえばブログ記事を一つ作るにしても次のように作業を細分化できますよね。
- 記事のテーマを決める
- 情報を集める
- 記事タイトルを決める
- 見出しを決める
- リード文をつくる
- 本文をつくる
- 文字装飾をする
- アイキャッチ画像をつくる
- 読み直しをする
- 公開してSNSにシェアをする
これはざっくりとした流れになりますが、こうやって作業を細分化してやるべきことを明確化しておくと、一つ一つの作業は簡単に達成できることが認識できるので生産性が落ちにくくなるということなんです。
先延ばしの癖を治すために締め切り効果を使っているのではなく、一時的に集中力を高めるために使っているということを理解しておいてください。
3.締め切り効果を使う場合の注意事項
さきほども少し触れましたが、締め切り効果には「自分の持ち時間がより短く認識されてしまい、逆に生産性が落ちる」という研究結果もあって、先延ばしの癖を改善するには向いていないといわれています。
ただ、ここでは記事を書く際の集中力を高めるための手法としておすすめしていて、先延ばしを改善するための方法ではないということをご理解ください。くわしくはメンタリストDaiGoGさんの動画で科学的に解説されていますので、よかったらご覧になってみてください。
4.まとめ
小学校の夏休みの宿題などで多くの人が実感している締め切り効果について解説しましたがいかがでしたか?
ツイートを一つ作るくらいならこのやり方を使うことはありませんが、ブログ記事を1つ仕上げるとなるとそれなりに時間もかかりますから、集中力を高めるために私は活用しています。
ポイントとしては次の3つです。
- 15分単位で区切って作業すると集中力を維持できる
- 必ず休憩をはさんで“焦らし効果”を活用する
- 作業をあらかじめ細分化しておく
締め切り効果をうまく活用してさらにいい記事が書けるようになることを願っています。