松崎茂利
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この記事では常識を疑うことの大切さについてお話ししたいと思います。
いわゆる一般常識というものにとらわれすぎてしまうと、自分自身の可能性を極端に狭めてしまうことになりますし、まわりの目を気にするようになり、平均的な人生を歩むことになってしまいます。
あなたがもしそれを望むならそれでもいいのですが、なにか大きな夢があって実現させたいと思っているなら、常識を疑う力は必須です。
常識を疑う力を養うにはどうすればいいか?常識にとらわれない生き方とはどんなものなのかについてお話していきます。

目次
1.常識を疑え!常識を疑うという意味をしっかり理解しよう

私は常識だといわれている意見や考え方に対していつも「本当にそうなのか?」と自問するようにしています。
「高校、大学は行ったほうがいい」とか「一流企業に就職したほうがいい」とか、いまだに当たり前のように言っている人がいるけど、こういう人たちって自分で考えて結論を出して話してないんだろうなっていつも思ってしまいます。
家庭や学校、テレビなど、どこかで聞いたことがあることをただなんとなく主張しているようにしか思えない。こういう人たちは、「なぜ大学に行く必要があるのか?」「なぜ一流企業に就職したほうがいいのか?」という理由を明確に答えられるんでしょうか?
私は大学を中退した身ですが、同期の人たちに後れを取ったなんて微塵も思っていないですし、むしろ経験値や専門分野の能力なら負けないとも思っています。
2.「常識を疑え」って発言をすると「意識高い系」と揶揄されるけど・・・
「意識高い系」と揶揄する人たちも結構多いですよね。私はブログで自己啓発系の記事をよく書くので苦手な人は苦手だと思うのですが、興味を持ってくれる人にだけ届けばいいと思っているので私は何を言われても気にしません。
というか、意識高い系をバカにして、ただなんとなくまわりのみんなに合わせて過ごす人生よりも、意識を高くして、いろんなことに挑戦しながら多くの人が経験できないようなことをたくさん経験して、やりたいことをどんどん実現していく人生のほうが絶対楽しいと思うんだけどなぁ。
常識という殻にとじこもって、大きな挑戦をすることなく無難な人生を送る人が多すぎるし、クールに「現実を見ろ」って言うほうがかっこいいみたいな感覚が私は嫌です。かっこつけずに失敗しながらいろんなことに挑戦して、多くの人が体験できない世界を体験したほうがかっこいいと思うんですよね。
3.「常識」の意味とは?
あなたにとって“常識”というはどういうものでしょうか?身につけておかなければはずかしいもの?生きていくために必要なもの?
ちなみにウィキペディアにはこんなふうに書かれています。
社会の構成員が有していて当たり前のものとしている価値観、知識、判断力のこと。また、客観的に見て当たり前と思われる行為、その他物事のこと。
うーん、つまり、まわりの人たちと同じ価値観や知識を持ち、当たり前の行為をとっている人のことを常識人というわけです。
もしあなたが、日本人の平均的な生活を手に入れたいなら必死で“常識”を勉強するのもいいでしょう。そして、「あの人は私たちと価値観も同じだし、常識を持ち合わせている”良い人”だ」と思われるように努力すればいい。
しかし!
ということを忘れないでほしいです。
あなたがどんな生き方を選択するかは自由です。常識的な生活を手に入れる決意をするか、非常識な人生を歩むことを決意するか。
たった一度の人生ですから、私ならまちがいなく非常識な人生を歩みますけどね。
まず一番初めに意識して疑わなければいけない常識は“親の教え”です。親御さん世代が見ていたら怒られてしまいそうですが、私たちは親からの間違った洗脳を多く受けている可能性があるということを知るべきです。
「大学くらいは言っておいたほうがいい。」
「プロサッカー選手で食べていけるのは一握りだし、お前なんかがなれるわけないんだから早く就職しなさい。」
「資格はたくさん取っておいたほうがいい。」
「夢ばかり追いかけてないで早く現実を見ろ。」
「公務員は安定しているから一番いい。」
「結婚は早いほうがいい。」
「早くローンを組んだほうがいいからもう家を買ったほうがいい。」
「お金を稼ぎすぎることは悪だ。」
「朝ごはんはしっかり食べないと元気が出ない。」
「今は不景気だから起業なんてしないほうがいい。」
「自分の器にあった行動をとりなさい。」
こういった間違った常識を植え付けている家庭がほとんどです。そしてその結果、平均的な特徴のない子供が量産されています。
今の日本は特に、人と違うことを嫌い、常に常識の檻の中で生活をさせる。日本人の9割以上はこういった環境で育てられています。そして、一部の非常識な人たちだけが人とは違った結果を生んでいるわけです。
“常識とされているもの”に洗脳されてしまい、真実が見えていない人が本当に多く見受けられます。
4.これからの時代、常識を疑う力は必須!
常識を疑うということの本当の意味について理解しておくことは大切です。いわゆる“社会の常識”とか“一般常識”といわれているものに対してあなたはどれだけ疑ってかかっていますか?
社会の常識にとらわれてしまうと、全ての出来事を自分以外のせいにしてしまい、現状を打開する力が一気になくなってしまいます。その結果、あなたの人生はまわりの出来事に常に左右され、自分で自分の人生を決めることができなくなってしまうのです。
親が何と言おうと、奥さんが何と言おうと、学校の先生が何と言おうと、自分の信じた道を突き進めばいいです。
ただし、間違った方向へ暴走しないように導いてくれる師匠をみつけて、必ずフィードバックをえるようにしてください。今進んでいる方向が正しいのか間違っているのか。正しく判断してくれる人を見つけてください。
5.常識を疑う力を持ち、一般常識は捨て去ってください
他人にだまされ、洗脳されて、自由を失わぬためには、次のようなことに注意してください。
下記は「ブッダの言葉」という本に出てくる一節です。
- 「○○さんが君についてこんなことを言っていたよ」と聞かされても、確かめるまでは信じ込まないこと。
- 「この国では昔からこうするものだから」などと伝統を持ち出されても、信じ込まないこと。
- それが流行していて評判がよくても、信じ込まないこと。
- 聖典やお経や本に書いてあるからといって、信じ込まないこと。
- 実際に確かめていない憶測を聞かされても、信じ込まないこと。
- いかにも正しそうに、「○○理論」や「○○主義」によるとされていても、信じ込まないこと。
- 常識に合っていても、信じ込まないこと。
- 自分の意見に合っていても、「私もそう思っていたんですよ」と安直に信じ込まないこと。
- 相手の服装が立派だったり職業がすばらしかったり態度がうやうやしくても、それらの見せかけに惑わされて、信じ込まないこと。
- 相手が自分の先生だからといって、盲目的に信じ込まないこと。
私自身も、世の中からたくさんの洗脳を受け、真実が見えていない部分がまだまだたくさんあると思います。だからこそ、いろんな人の意見をできるだけ多く吸収するようにしているし、自省することも忘れないようにしています。
いま一度、自分の常識を疑って、真実を見る努力をしていきたいものです。
6.過去の常識にとらわれない生き方
私たちは過去にとらわれて生きています。
「おれは小さい頃から根暗だから。」
「わたしは両親や友達からずっとバカ扱いされてきました」
こういった過去を誰もが持っているものです。そしてそういった他人の評価をもとにセルフイメージを決めてしまっているんですね。
自分で自分を正しく評価している人なんてほんの一握り。あなたのセルフイメージに対する常識は、本当はまちがっていないでしょうか?まちがったセルフイメージのためにあなたの人生の可能性をつぶしていないですか?
私の過去はこうだから・・・私は小さいころからこうだから・・・
このように過去の記憶にしたがって生きていたら、いつまでたっても人生を変えることができません。
もし人生を変えたいなら、未来の創造の中に生きるべきです。昔からこうだからこうする・・・じゃなくて、将来こうなりたいからこうする・・・。常に未来に基準をおいて行動していれば必ず自分を変えることができるし、人生を変えることができます。