松崎茂利
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ブログ記事だけでなく、ウェブページ全般にいえることなのですが、検索上位を狙うなら「見出しタグの使い方」は非常に重要になります。Googleの検索結果の上位を目指してアクセスを大量に集めたいのなら見出しタグ設定は必須といってもいいでしょう。
この記事ではワードプレスでの見出しの設定方法はもちろん、SEO的に注意すべき点についてもわかりやすく解説していますので、ぜひじっくりと最後までご覧になってみてください。

目次
1.見出しタグとは?SEO的にも超重要です

見出しタグとは、閲覧者と検索エンジンの両方にページの内容を正しくわかりやすく伝えるためのHTMLタグのことです。
もしあなたの書いている記事が検索上位をねらっていないのならあえて見出しを設定する必要はないですが、もし検索上位を目指してアクセスを大量に集めたいのなら「見出し」を効果的に使う必要がありますので、この記事をしっかり読んで使い方を理解してくださいね。
ちなみに、いまご覧いただいているこのブログの場合、見出しを設定した箇所は次のようなデザインになっています。

これは使用しているテンプレートのほうであらかじめデザインが決められていて、見出しタグを設定するだけで自動的にデザインされるようになっています。こちらで使っているテンプレートはオープンケージのSTORK19なのですが、デザイン的にもSEO的にもとてもおすすめのテンプレートです。
ちなみに見出しタグはHTMLだと次のように記述します。
1 2 3 4 5 6 |
<h1>テキスト</h1> <h2>テキスト</h2> <h3>テキスト</h3> <h4>テキスト</h4> <h5>テキスト</h5> <h6>テキスト</h6> |
1から6まであるのですが、くわしい使い方に関しては下のほうの「4.見出しタグを使う場合の注意点」で解説しますね。
ワードプレスの場合はタグを直接記入する必要はなく、ツールバーの「段落」というところで変更することができます。このやり方に関しても後述する「3.ワードプレスでの見出しタグの設定方法」で解説しています。
Googleの検索エンジン最適化スターターガイドを見れば、見出しタグの重要性はあきらかです。「Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする」という項目の中に、
見出しタグを使用して重要なテキストを強調する
わかりやすい見出しを使用して重要なトピックを示すと、コンテンツの階層構造が作成され、ユーザーがドキュメント内を移動しやすくなります。
と書かれていて、見出しタグを使うことを推奨しています。
つまり、Googleとユーザーの双方に対して記事の内容を正確に伝えるために非常に重要だというわけです。
2.ワードプレスでの見出しタグの使い方
では、実際にワードプレスの見出しの使い方について解説していきます。やり方は非常に簡単なので、下記の手順を参考に試してみてください。
1.見出しを設定したい文字列の行をクリックしてカーソルを置く。

2.ツールバーの「段落」をクリックして「見出し2」をクリックする。

3.すると、こんな感じで自動的にデザインが設定されます。

設定はこれだけです。かんたんですよね。ただ、ここで表示されているデザインはあくまでも記事編集画面でのデザインです。実際に公開されたときのデザインは違う場合もあるので必ずプレビューで確認するようにしましょう。ちなみに、私のブログの場合は次のようなデザインになります。

ワードプレスではHTMLタグを直接記入することなく簡単に見出しを設定できるようになっているので便利ですね。見栄えもよくなりますし、読みやすい記事になるのでぜひ活用していただきたいのですが、見出しタグを使う際に必ず守ってもらいたいルールもあるんです。これに関してもくわしくご説明していきましょう。
3.見出しタグの正しい使い方 4つの注意点
3-1.本の目次をつくる感覚で!簡潔にわかりやすく!
見出しタグは本の目次だと思っていただくとわかりやすいと思います。私の場合は記事を書き始める前に本文のアウトラインを決めるために見出しを先に考えます。ここをしっかりやって頭の中を整理しておくと、いざ本文を書き始めたときにすらすらと文章が湧いて出てきます。何も考えずに書き出してしまうとまとまりのない本文になってしまうので注意してくださいね。
また、検索エンジンスターターガイドラインには次のように書かれています。
ページ上の見出しが多すぎると、ユーザーがコンテンツを読みにくくなり、1 つのトピックがどこで終了して次のトピックがどこから始まっているのか判断しにくくなります。
あまり多くなりすぎるのもよくないので、「わかりやすく簡潔に」を常に意識するようにしましょう。あくまでも「検索キーワードに対してマッチした内容になっているか」が重要なので、検索需要とかけ離れた見出しは作らないほうがいいです。「この検索キーワードで検索した人はこの情報を入れてあげたら喜ぶかなぁ?」と常に自問自答しながら記事をつくっていきましょう。
また、検索エンジンスターターガイドラインには、見出しタグの避けるべき使い方として「見出しが非常に長い」のもNGとしています。改行してしまうくらい長いものは基本的には避けたほうがいいでしょう。
目次を見ただけで記事の全体像がわかるように簡潔な見出しを工夫しましょう。
3-2.検索キーワードを適度に入れよう
検索キーワードを適度に見出しの中に入れることも重要です。Googleは見出しに入っているキーワードを重要なワードとみなす傾向があるので、検索上位にも行きやすくなります。
たとえば、いまご覧いただいているこの記事でしたら、「見出しタグ」とか「SEO」、「使い方」などがターゲットキーワードなのですが、見出しに適度に使われていますよね。ターゲットキーワードは記事タイトルに入れるのはもちろんなのですが、見出しに入れることも意識するようにしましょう。
初心者さんがよくやりがちなのが「キーワードの詰め込み過ぎ」です。これは絶対に避けるようにしてください。
【見出しタグの正しい使い方】簡潔にわかりやすく!
【見出しタグの正しい使い方】キーワードを適度に入れよう
【見出しタグの正しい使い方】順番に注意しよう
こんな感じで【見出しタグの正しい使い方】という文言をすべて見出しに入れてしまうのはキーワードの詰め込み過ぎとみなされる可能性がありますので注意してくださいね。
3-3.見出しの順番に注意しよう
見出しタグは「見出し1」から「見出し6」まであるのですが、必ず順番を守って使うようにしましょう。たまにデザインだけを判断基準にして好きなものを自由に使っている人がいるですがSEO的にNGです。
冒頭でもお話しした通り、見出しは記事の構成を正しく伝えるためのタグですからデザイン優先で設定するのではなく、次のような順番で正しく使うようにしましょう。

「見出し2」の本文内で見出しをつくる際は必ず「見出し3」、「見出し3」の本文内でさらに見出しをつくる場合は「見出し4」というふうに順番を守るようにします。「見出し2」の本文の中でいきなり「見出し4」を使うというのはNGです。

私が強く意識しているのは、この目次を見ただけで記事の全体像がつかめるようにわかりやすい見出し構成にすることです。基本形としてPREP法という手法を使うことが多いのですが、これに関しては別記事で解説します。
3-4.見出し部分の文字装飾はCSSで変更しよう
さきほどもご説明したように、見出しを設定すると自動でデザインが入るようになっています。文字が大きくなったり太字になったりするのですが、これはCSSで設定されているデザインです。だいたいどのワードプレステーマでも見出し部分のデザインは用意してくれているのですが、そのデザインをさらに変更したいという場合にはCSSをいじる必要があるので専門的な知識が必要となります。
CSSの使い方についてはここでは割愛させていただきますが、注意してほしいのは「見出しタグの文字の大きさや太字などの文字装飾をツールバーで変更しない」ということです。見出し2なら見出し2の共通デザインになっていますので、場所によってデザインを変更するというのは避けたほうがいいです。
4.まとめ
見出しの使い方はいかがでしたか?見出しには見栄えをよくする効果はもちろん、Googleにページの構成を伝えるための重要なタグとなります。
キーワードをしっかりと意識しながら見出しをつくることで検索上位に行きやすくなる傾向があるので、アクセスを継続的に集めるためにはしっかりと設定したほうがいいです。
SEO的にも非常に重要な設定になりますので、ぜひあなたのブログにも取り入れてみてください。