松崎茂利
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現在も自分自身がブロガーとして活動しながら、講演やコンサルを行っている。
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ブロガーのみなさん、自分のブログの直帰率ってちゃんと把握していますか?ブログを改善していくうえで直帰率の目安を知っておくことは大事です。
なんとなく直感でブログを作っていくのではなく、アクセス解析データからフィードバックを得てブログを改善することが大事です。
ブログの直帰率の目安を把握しておき、それぞれの記事が高いのか低いのかを確認しながら改善していきましょう。

1.ブログの直帰率の平均は?目安を知っておこう

まずはうちで実際に管理しているブログ5個の直近7日間の直帰率を見てみましょう。
レシピ系ブログ | 90.60% |
自己啓発系ブログ | 88.36% |
健康系ブログ | 88.94% |
サッカー情報ブログ | 87.91% |
韓国情報ブログ | 90.29% |
いちおうどんなテーマのブログなのかも載せておきましたが、テーマに関係なくだいたい90%前後くらいかなという感じでした。ちなみに他にもたくさんのブログを管理しているのですが、だいたい80~90%あたりを推移しています。このあたりがブログの直帰率の平均値といってもよさそうです。
ちなみに直帰率がこれよりも低い分にはまったく問題ないのですが、あまりにも高い場合には注意が必要です。95%とかいっていたらブログ全体の記事の見直しを考えたほうがいいかもしれません。
ちなみに、自分のブログの直帰率の調べ方や改善方法に関しては下記の記事で解説していますので目を通してみてください。
基本的な考え方としては「関連する記事を増やして、他の記事も読んでいってもらう」ということです。
2.ブログは直帰率を気にしなくてもいい?
「ブログの場合は直帰率を気にしなくてもいい」という意見を多く目にします。Googleアナリティクスのヘルプページにも下記のように書かれています。
ブログのような 1 ページのみのサイトや、その他の 1 ページのみのセッションが想定されるようなコンテンツを提供している場合、直帰率の高さはまったく問題になりません。
ブログの場合は直帰率の高さはまったく問題ないですよーとGoogleが言っているのです。
想像してみたらわかると思いますが、ブログの読者さんって普通は1記事読んだから満足して帰っていきますよね。リピーターであればなおさらです。新記事がアップされたらその記事だけ読んで終わり。だから直帰率が高くて当たり前というわけです。
それに対してZOZOタウンみたいなショッピングサイトだったらどうですか?もしくはフリー素材サイトとかもどうでしょう?いずれもいろんなページを閲覧して比較したりしますよね?だから直帰率は必然的に低くなるわけです。
ですから、直帰率だけを見てGoogleの評価が決まってしまったらブログはたまったもんじゃないですよね。軒並み低評価ということになっちゃいますから。そのへんはGoogleもちゃんと認識していて、直帰率だけで判断することはありませんよと公言しています。
3.とはいっても直帰率は低いに越したことはない
とはいっても、ブログを改善していく上ではチェックを欠かすことのできない数値というのも事実です。ブログで集客を考えているのであればどれだけPVがあるかは大事な要素ですからね。
直帰率が高いということは当然PVも上がりにくいということです。一人の訪問者が1ページだけ読んで帰っていくか、2ページ読んでくれるかでPVはだいぶ違ってきてしまいます。
私の場合はブログ全体の直帰率の平均とくらべて極端に高いページに関しては見直しするようにしています。つまり、自分のブログ内の記事同士て競わせるということです。具体的な改善方法に関してはさきほどもお知らせしたとおり、下の関連記事を読んでください。
4.直帰率よりも大切なのは「平均ページ滞在時間」です
PVを増やすという観点からみれば直帰率が低いほうがいいですが、ブログの記事単体で良し悪しを評価するなら直帰率よりも重要なものがあります。それが「平均ページ滞在時間」です。
どんなに直帰率が高くてもその記事をじっくり読んでくれる人が多いなら検索需要に合ったいい記事なんだろうなという予想がつきますよね。だってじっくり読んでるんですから検索ニーズにこたえてるということになるわけですよ。
その記事がいい記事なのかダメ記事なのかの判断材料としては直帰率だけで判断せずに、平均ページ滞在時間も見なければいけないということです。
平均ページ滞在時間に関してはまた別記事で解説しますね。
5.まとめ
ブログの直帰率の目安はだいたい80~90%あたり。これを大きく上回るようならテコ入れが必要ということになります。
80%よりも低い分には全く問題ないのですが、たまにアナリティクスの設定ミスで極端に低くなっている場合もあるのでご注意くださいね。
また、直帰率は他サイトとの比較をせずに、ブログ内での競争に使うことをおすすめします。敵は外ではなく内側にいるということです。記事一つ一つの直帰率を見ながら、他の記事も読んでもらえるような工夫をしていくといいですね。
それでは!